こんな悩みありませんか?
- 「TOEICで800点を取りたいけど独学で本当にいけるのか不安、、、」
- 「600点は取れたけどそれからなかなかスコアが上がらない、、、」
- 「どんな参考書を使えばいいかわからない、、、」
こんな悩みを持っているあなたへ。
この記事では、僕が実際に独学でTOEIC800点を達成したときに使っていた参考書の中から、
特に効果が高かったと感じるものを厳選して3冊ご紹介します。
単に「人気があるから」「レビューが高いから」という理由ではなく、
自分自身が試行錯誤しながら使い、結果につながったものだけを紹介しているので、
信頼して読み進めてもらえたら嬉しいです。
読み終える頃には、自分に合った参考書がきっと見つかり、
「次に何をすればいいのか」がはっきりと見えてくるはずです。
また、今回ご紹介する参考書ルートは、TOEIC800点を目指す方向けの内容です。
まだTOEIC600点に到達していない方、あるいは600点レベルの参考書ルートを終えていない方は、
まずこちらの記事から読んでください。

1.TOEIC800点レベルとは?
では、そもそもTOEIC800点はどのようなレベルなのでしょうか?
TOEIC800点を様々な観点から考えてみます。
1.他の英語資格試験との比較
まず、TOEIC800点を他の英語資格試験と比べてみましょう。
- 英検 準1級レベル
- IELTS 6.0〜6.5
- TOEFL iBT 約80点前後。
注意点として、これらのスコアはおおよその目安です。
実際にはそれぞれの試験で問われるスキルや内容が大きく異なります。
たとえば、TOEICは「ビジネス英語に特化」していて、
リスニングやリーディングのスピード、パターンへの慣れが求められます。
一方で、IELTSやTOEFLは、アカデミックな英語力を測る試験で、
「リスニング」と「リーディング」に加えて、「ライティング」「スピーキング」などの
アウトプット力も重視されます。
そのため、TOEICで800点を取れていても、IELTSやTOEFLで同等のスコアを出すには、
別の対策が必要になるケースがほとんどです。
2.就活で活かせる
次に、TOEIC800点を大学生目線で、就職活動の視点からみてみましょう。
結論から言うと、TOEIC800点は多くの企業でアピール材料として非常に強力です。
また、TOEIC800点は、単なる目標ではなく、
「挑戦権を得るための最低条件」になることがあります。
たとえば、総合商社・外資系コンサル・グローバル展開をする大手企業では、
「800点以上」を応募条件に設定している企業も少なくありません。
つまり、800点を超えていないと、そもそも選考に進めない。
どれだけ優秀でも、履歴書で落とされてしまう可能性があるのです。
だからこそ、TOEIC800点を取るというのは、単なるスコアではなく、
「未来の選択肢を広げるための武器」にもなります。
3.学校教育でいうと大学英語レベル
TOEIC800点は、学校教育でいうと「大学レベルの基礎〜応用」に相当します。
高校までで学ぶ英文法や単語の知識がしっかり身についていれば、
TOEICの多くの問題に対応できます。
特に、英文法・構文・語彙など、学校英語で習う内容はTOEICにも多く共通しています。
しかし、TOEICは学校英語とは目的が異なります。
TOEICでは、ビジネスメール・会議・プレゼン資料など、実際のビジネスシーンに即した英文を、
限られた時間内で処理するスキルが求められます。
そのため、知識だけでなく、スピード・形式への慣れ・実践的な対応力も重要になります。
つまり、TOEIC800点は、大学レベルの基礎知識に加えて、
それを試験の形に合わせて使いこなす力が求められるスコアと言えるでしょう。
800点を取るために使ってよかった参考書
1.関正生のTOEIC L&Rテスト リスニング 神速100問
こんな人におすすめ:
- リスニングの形式を一通り学んだけど、まだリスニングが苦手な人
- 闇雲に音声を聴くだけで解答のポイントがまだ掴めていない人
本の概要:
-
実践的なトレーニング構成であり、章ごとに狙いが明確
Part 1〜4の形式に合わせて、「音の聞き分け方」「設問別攻略法」などが
段階的に紹介されています。
- 著者の関正生さんならではの“根拠に基づいた学習”が魅力
「この単語に注目すべき理由」「リスニングが伸びる人の思考プロセス」など、
感覚だけではなく原理から納得しながら進められます。
コメント:
リーディングよりもリスニングの方が点数を取りやすい人は、
リスニングでスコアを引っ張る戦略が効果的です。
この参考書は、僕自身が使っていて「一番リスニング力が伸びた」と実感できた一冊でした。
関さんの解説がとても分かりやすく、
読み終える頃には、自然と解き方の型が自分の中に定着していた感覚があります。
個人的に、TOEIC対策で一番好きな参考書です。
2.関正生のTOEIC L&Rテスト 読解 神速108問
こんな人におすすめ:
-
長文をたくさん読むのがしんどい人
-
「英文の読み方」や「正解を選ぶコツ」を解きながら知りたい人
本の概要:
- Part 7に特化した実践問題集
シングル・ダブル・トリプルパッセージの問題の全てが本番と同じ数収録されていて、
TOEICの読解問題に必要なスピード・正確さ・問題対応力を段階的に鍛えることができます。
- 関正生さんのわかりやすくロジカルな解説
「なぜその選択肢になるのか?」「どこを読めば答えが見つかるのか?」を丁寧に
教えてくれるので、読解に苦手意識がある人ほど効果を実感しやすい一冊です。
コメント:
この参考書をやってから、「どこを読めば正解にたどり着けるのか」がわかるようになりました。
全文を丁寧に読むのではなく、スコアにつながる読み方を意識することで、
読み方そのものが変わった感覚があります。
Part 7の長文が苦手だった僕でも、問題を読むときに無駄な迷いが減ってきたので、
点数を安定させたい人に本当におすすめです。
3.TOEIC L&R TEST 速読特急 正解のサイン (TOEIC TEST 特急シリーズ)
こんな人におすすめ:
- Part 7を暗記で解きたい人
- 文中のサインを見逃してしまいがちな人
本の概要:
- Part 7(長文読解)に特化した実践問題集
正解の根拠(キーワード)を見抜く視点を身につける一冊です。
- 役割がはっきり分かれた2部構造
前半では、言い換え・接続詞・強調語句・マルチプルパッセージのリンク構造など、
正解の根拠(キーワード)を暗記します。
後半では、実際のpart7形式の問題を1セット分解きながら演習します。
コメント:
「またPart 7の参考書、、、?」と思う人もいるかもしれませんが、
長文問題をいかに落とさずに取れるかが、800点を超えるための鍵だと思っています。
だからこそ、演習量は多ければ多いほどいいです。
この参考書では、普段何気なく使っているような中学レベルの単語が、
実は正解のカギになることに気づかされました。
「何がキーワードになるのか?」をあらかじめ暗記しておく感覚でPart 7に挑めるので、
答えのサインに自然と目がいくようになります。
「感覚で読む」のではなく、「根拠で解く」ことが身につく一冊です。
まとめ
今回は、TOEIC800点のレベル感と、それを目指す人におすすめの参考書を紹介しました。
TOEIC800点は、就職活動でも高く評価されるスコアであり、挑戦する価値のある目標です。
特にビジネスシーンで求められる英語力を効率的に伸ばすには、
正しい参考書選びと、戦略的な学習が欠かせません。
この記事のまとめ
- TOEIC800点は、英検準1級・IELTS6.0〜6.5、TOEFL iBT 約80点前後、相当のレベル
- 学校英語とは違い、スピード・パターン処理がカギ
- おすすめの参考書は、自分が苦手な分野に合わせて選ぶのが効果的
次にやるべきこと
今回紹介した参考書の中から、自分に合った1冊を選んで、さっそく取り組んでみましょう。
今回は以上です。
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