英語を勉強していると、どうしても「ネイティブ英語」を基準に考えてしまいがちです。
アメリカ英語やイギリス英語の発音を目標にし、それを聞き取れるようになることだけがゴールだと思っていないでしょうか。
もちろん、それ自体は間違いではありません。
しかし、もしあなたの目的が
- 世界中の人とコミュニケーションを取ること
- 特定の国に限らず多くの人と話せるようになること
- 世界に友達をつくること
なら、少し視点を変える必要があります。
英語は、もはや一部の国だけの言語ではないからです。
だから、私は、色んな英語に触れることが大切であると考えています。
ここでいう「色んな英語」とは、英語圏のネイティブ英語ではありません。
英語を母語としない人たちが話す英語のことです。
なお、英語学習の目的がIELTSやTOEICなどの資格試験対策である場合、今回の話は必ずしも当てはまらないかもしれません。
あくまで「英語で世界とつながりたい人」に向けた私の持論です。
一方で、TOEICのスコアアップを目指している方に向けた勉強法や戦略については、別の記事で詳しくまとめています。
→ TOEIC800点を取るための参考書の記事

→TOEICリーディングパート5(文法)についての記事

英語は“ネイティブだけのもの”ではありません
英語圏の中にもアクセントがあります。
アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語などです。
しかし実際には、それ以上に多様なのが
英語を第二言語として話す人たちの英語です。
スペイン人、タイ人、フランス人、インド人など。
国が違えば、母語の影響を受けた発音やリズムになります。
そして海外で英語を使うとき、相手が英語ネイティブとは限りません。
むしろ、非ネイティブ同士で英語を使う場面のほうが圧倒的に多いのが現実です。
それにも関わらず、リスニングの勉強が英語圏の英語だけに偏っているとしたらどうでしょうか。
いざ海外で英語を話そうとしたとき、聞き慣れていない英語に戸惑う可能性があります。
英語は良くも悪くも、世界中で使われている言語だからです。
スコアが高くても、聞き取れないことはある
ここでひとつ誤解してほしくないのは、
「TOEICやIELTSで高得点なら大丈夫」
とは限らないということです。
実際の体験を2つ紹介します。
① タイでの出来事
TOEIC915点の友人とタイに行ったときのことです。
現地のタイ人のツアーガイドは英語で観光地を説明してくれました。
しかし、タイに行ったことがある人はわかると思いますが、タイ人の英語は、タイ語訛りが強く、区切り方も特徴的です。
だから、友人は英語ができるのにも関わらず、ほとんど理解できていませんでした。
一方で私は、タイに14回行ったことがあり、タイ人が話す英語に慣れていました。
完璧に理解できたわけではありませんが、友人よりは内容を把握できました。
この経験から感じたのは、英語力の差というよりも「慣れ」の差でした。
② スペイン語話者の英語
スペイン語話者は母音の影響で、“mother” の発音が「もざー」(あえてカタカナで書くなら)に近く聞こえることがあります。
これはスペイン語の母音のシステムから来ています。
スペイン語には焦点を当てないため説明は省略します。
私は留学中にコロンビア人の友人とよく話していました。
そのため、スペイン語話者の英語に比較的慣れていました。
そのおかげで、スペインに行った際も、現地の人の英語をすんなりと理解することができました。
ここでもやはり重要だったのは、英語力そのものよりも「聞き慣れているかどうか」でした。
慣れていない英語は難しい
この2つの例からわかることは、いくら英語ができても、慣れていなければ聞き取るのは簡単ではない、ということです。
これは当たり前のことです。
だからこそ、普段から色んな英語に触れておくことが大切だと考えています。
どうやって触れればよいか
一番早い方法は、実際に海外へ行き、現地の人と話すことです。
しかし、それには時間も費用もかかります。
そこで現実的な方法としておすすめしたいのが、ポッドキャストを聴くことです。
現在はYouTubeやSpotifyなどで、世界中の人が英語で発信しています。
国名で検索するだけで、その国の人が話す英語を簡単に見つけることができます。
色んな英語に触れるには時間がかかります。
しかし、続けていれば確実に耳は慣れていきます。
勉強として構える必要はない
ここで強調したいのは、これを「本気の勉強」にしなくてもよいということです。
- 料理をしながら
- 歩きながら
- 通勤中に
なで、流れ作業で十分です。
私は大阪駅でJRから阪急に乗り換える10分弱の間だけ聴いています。
「それだけ!?」と短く感じるかもしれません。
しかし、
10分 × 365日 = 3,650分です。
積み重ねは想像以上に大きな差になります。
単語学習やTOEIC対策など、すべてに通じることです。
少しずつでも、毎日続けること。
それが結果につながる、と信じています。
そして、効率よく英単語を覚える方法、英語が話せるようになる方法などについては、別の記事で詳しくまとめています。
効率よく英単語を覚える方法

英語が話せるようになる方法

ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
英語は、もはやネイティブだけの言語ではありません。
世界中で話されているからこそ、そこには無数のアクセントや話し方があります。
いくらTOEICやIELTSで高得点を取っていても、聞き慣れていない英語は簡単には理解できません。
私自身の経験から強く感じたのは、英語力そのものよりも「慣れ」が大きく影響するということでした。
だからこそ大切なのは、普段から色んな英語に触れておくことです。
今日からできること
難しく考える必要はありません。
まずは、
- YouTubeやSpotifyで国名+Englishと検索してみる
- 通勤時間や移動時間の10分だけでも聞いてみる
- 完璧に理解しようとせず、耳を慣らす感覚で続ける
これだけで十分です。
いきなり世界を広げる必要はありません。
まずは“知ること”から始めてみてください。
その積み重ねが、確実にあなたの英語の幅を広げていきます。
今回は以上です。
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なお、
- 留学中に友達を作る方法
- 留学への持ち物リスト
については、別の記事で詳しく解説しています。
留学に行く予定がある方は、ぜひあわせてご覧ください。
→留学中に友達を作る方法
https://withriolog.com/study-abroad-make-friends/
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